リソーネットの鳩用忌避具「バイバイバード」 が鳩用忌避剤となっていないのは、屋外使用でしかも人に触れるものではないためです。
開発当初にメーカーが厚生省(当時)に相談したところ、医薬部外品の適用除外となるとのことで忌避具となったのです。
発売開始の頃は非常に話題となりマスコミにしばしば登場した商品ですが、宣伝等を行わないため取り扱う薬局も減ってきて隠れたマニアックな商品になっていました。
その時に私がたまたま目にして当社製品ではなくても当社のホームページで取り扱うことを決めました。
鳩がベランダに来て糞をすればその中にいろんな有害な菌を含んでいます。
また、最近は鳥インフルエンザが騒がれていますが、いずれは鳩もその菌を運んでこないとも限りません。
小さなお子様をお持ちのご家庭では心配の種ですね。
日本では鳩は保護鳥です。
しかも平和や安息をイメージさせる鳥です。
その保護鳥である鳩がネットで捕獲されるテレビ映像を見て気になっていたときに、学習効果で鳩を近づけなくする忌避具を見て飛びついたのです。
メーカーのケミプロ化成とは以前より売り買いの取引の実績があり、知っている方も多く信頼できる会社です。
忌避具の成分は活性炭素に鳩が嫌がる天然香料を吸着させたもので、缶のふたを開けると、その鳩が嫌がる「匂い」が徐々に発散されて鳩が近づくなくなるのです。
「におい」を「臭い」でなく、「匂い」と書いたのは香料が皆さんが大好きな植物のエキスを抽出した天然の香料だからです。
(その植物名はメーカーの承諾を得ていませんので公表できないのが残念です。皆さんの大好きな花とだけ書いておきます。)
カーボンに天然香料と容器としての缶といったようにシンプルで環境に優しい商品です。
使い方のポイントは、忌避具ふたを取った後に発散する匂いが希薄されすぎない状況で使用することです。
匂いは一気に発散するわけではなく徐々に放散されますので、窮屈な場所に匂いをこもらせて広い空間に発散させていくことです。
例えば、ベランダでは雨がかからない四隅の壁際近くに置くことです。
広い運動場の真ん中では設置した周辺(2~4m程度?)近くしか効果がありません。そのような場所で風が吹けば一気に飛ばされて効果がなくなるでしょう。
この鳩にとって嫌いな匂いを鳩が覚えて次から近づかなくなる学習効果は殆どの鳩に効果があるようです。
我家でもベランダに使ったところ、鳩が来なくなりました。
持続して効果のある2、3週間の間にはかなりの数の鳩に学習させることが出来ます。
しかし、忌避剤成分の香料は劇物・毒物等とは違って全ての鳩に必ずしも効くとは限りません。
鳩の中にはこの香料を嫌がらない鳩もまれにいるかもしれないことを付け加えておきます。
また、雨水がかかった場合は直ぐに雨水を取り去るようにしてください。
その他のご注意点や効果を増す方法は、商品の説明書をご参考にしてください。
一方、ご参考までに野良猫用忌避剤に付いて説明しますと、鳩用忌避剤ほどは効果が期待できません。
飼い猫などはいろんな餌を食べたり、室内でいろんな匂いに慣れたりしてさほど嫌がらないようです。
野良猫も人家の周辺にいればいろんなものを食べたり、匂いに慣れたりしているからです。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
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