しかし、個人の方が柱や梁に固定してお使いになるときは簡単なようでも、そんなに簡単ではありません。
先ず、数多いシート類の中から目的に合った種類の材質のシートを選ぶ必要があります。
次に、支持体(柱や梁、仮設パイプなど)のサイズから適切なサイズを計算し、割安な規格品のサイズと枚数を決めなければなりません。
取り付けに際しても、レールとスライダーを使って開閉自在にするか、フックを使うのか、紐・ロープまたは針金を使うのか、悩むところですね。
個人の方の場合、サイズや鳩目ピッチ、付属品などを指定した割高な特注品をお使いになるのは簡単なようでも、後で支障が発生した場合に融通が効きませんのであまりお勧めはできません。
そのような場合は、現場知識や経験を持ったお知り合いの方や業者に相談なさるか、業者を通じてご注文なさった方が良いかもしれません。
今回は先週末に透明防炎シートをお届けした神奈川県のKさん宅の記事を書かせていただきます。
Kさん宅に透明防炎シートをお届けした翌日にKさん(女性です。)からメールを頂きました。
メールには『11月22日夕方、透明防炎シート、到着しました。代金を支払い、領収書をいただきました。今日、無事に取り付けました。たいへん、満足、これでこの冬、幸せを掴むのだ。ありがとうございました。写真をご覧下さい。』(改行は割愛しました。)と書かれていました。
最初に驚いたのが、お届けした翌日にメールを頂いたことです。
ご自分で施工や取り付けをなさって、メールを頂くことはたくさんありますが、こんなに早くメールを頂くことは滅多にありません。
また、ウッドデッキや人工芝・パッチングデッキ、防音マットなどの画像を頂くことはよくありますが、個人の方でシートの張り付けをなさって画像を送っていただくのは初めてです。
ご注文の際に、既に頭の中で取り付けをイメージなさっていらっしゃったのか、よほど勘が鋭くて一日でてきぱきとなさったのでしょう。
画像を拝見しますと、鳩目ごとにきちんと固定なさって、また、横方向でのたるみもありません。シート間は鳩目でつながずに、鳩目ピッチ分だけ重なっていますので出入りが出来て、シートを鳩目でつないだ時のように隙間から風が入りにくくなっています。
画像で見る限りシートの下は10cm程度の隙間があり、冬場の強い風でも鳩目に掛かる風圧が軽減されます。
いずれはレンガなどを重石としてシート下部を固定なさるのでしょうが、Kさんのことですから見栄えよく仕上ていかれることでしょう。
更に、屋上階のルーフバルコニーの庇の囲い込みシートなので防炎認定品をお選びになって安心ですね。
透明防炎シートは比較的重たいので吊るす際に腕がお疲れのはずです。
本当にご苦労様でした。
ご参考までにKさんのルーフバルコニーの温室(?)画像を掲載いたします。
ブログランキングに参加しています。

テーマ:こんなのどうでしょうか? - ジャンル:趣味・実用