ロールカーテンの生地がしっかりしたもの(厚いという意味ではありません。)でしたら、取り付けは時として根気が必要な場合がありますが、ご購入なさった殆どの方はご自分で巧くなさっています。

生地につきましては、前の記事で書きましたが、
・送り出し・巻取りの際にしわができないもの
・あまり厚くないもの
・両側がほつれないもの
が主な条件です。
たまにサイドブラケットから巻き取りパイプを取り外してスクリ-ン(カーテン生地)を貼る方がいらっしゃいますが、感心できません。
時折、お電話やメールで巻取りができなくなった方からのご連絡をいただきますが、例外なく巻き取りパイプを取り外して再び取り付けるときに左右反転させてしまった方です。
幅が大きいなどの理由でどうしても巻き取りパイプパイプを取り外して生地を貼りつける場合は、巻き取りパイプに印を付けるようにしてください。

一般の取り付け手順としては、
1. ロールカーテンキットでも出荷の際にはお使いの高さに合わせてバネ(スプリング)を巻いていますので、この初巻きバネを開放するために、

のように巻き取りパイプを矢印方向に回して軽く手を離すと、パイプが回転し、自動的に巻き取りパイプ内のバネの初巻きが解除されます。
または、サイドブラケットのバネ調整ネジを緩める方向に回す方法もありますが、この場合は、ネジ回しを使うとプラスチック製のネジをいためてしまう場合もありますので、六角レンチをネジ中央部の穴に差込み回すことをお勧めします。但し、相当数の回転が必要となります。
2. 生地は巻き取り(送り出し)方向に対して、正確に垂直に切って、その切った端(線)を巻き取りパイプの線に合わせた後、巻き取りパイプの両面テープに貼り付けてください。
3. 巻き取りテストを行って真っ直ぐに巻けるようでしたら、ウエイトバーに生地を差し込んで固定してください。
巧く巻けない場合は、生地を両面テープから取り外して、巧く巻き取れるようになるまで生地の貼り付けを繰り返してください。
多少のずれは巻き取りパイプに(巻き取り負けしている方に)テープを張ることにより比較的簡単に巻き径を調節できます。
4. サイドプラケットの巻き取り調節ネジを強める方向に回して、巻取りの強さを調節します。

商品に同梱の取扱説明書共々この記事をご参考になさいますと、お好みのハンドメイドのロールカーテン(ロールスクリーン)が出来上がるのではないでしょうか。
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