
スポンジマットは3層構造で(どちらが表だとも言えませんが、)表裏で色がパープル/アイボリーの2色のリバーシブルなタイプとなっています。
これはお好みのほうの色を上面にしてお使いになってください。
但し、交互に色を替えた市松模様といったような異なる色をお使いになることはジョイント形状からいって出来ません。
上面の色はパープルかアイボリーの単色になってしまいます。

フチ材は壁際に当ててスポンジマット本体の周縁の凹凸をカットすることなく有効に利用、また、直線部の施工を行いやすくするためのものです。
通常、フチ材を当てた面は殆ど壁面にフィットしますが、最後に対面の壁際までお敷きになって行くとカットして詰め込むことになります。
この時、隙間より大きめにカットなさってもある程度嵌りますので詰めすぎて施工なさる方がいらっしゃいます。
これは決してお勧めできることではありません。
スポンジマットは長期にご使用なさいますと圧縮されて若干厚みが減って、その分横に広がろうとします。また、夏場にレジャーや帰省などでお部屋を密閉状態でお留守になさった時にお部屋の温度が上昇し、スポンジマットが膨張して一部盛り上がることがあります。これは、膨張した分をカットすることで簡単に対応できますが、事前に敷き込みの際に、壁際にカットしたスポンジマットを嵌め込む時に5~8mm程度の隙間を残すことで防ぐことが出来ます。
重ねてのお願いですが、詰め込むようにしての敷き込みはなさらないで下さい。

テーパ材は出入り口などでのつまずきを防止するための段差解消を目的とする部材です。
断面の形は底辺が9cm、高さが2.1cmの直角三角形です。
色は、底辺がパープルかアイボリーの単色で斜めのテーパ面は断層がむき出しで3色のストライプ色です。
テーパ加工時に断層面(3色ストライプ面)がむき出しとなり、本来はこの断層面を上にしてご使用なさいますとスポンジマットの周縁にピッタリとフィットするのですが、スポンジマットの色に合わせて底辺部分を上になさいますと2、3mmの隙間が出来ます。
この隙間は実用上は差し支えありませんが、見栄えの問題が残ります。その場合は長めの指しを使ってできるだけ垂直にカットしてお使い下さい。
上にタイルカーペットなどをお敷きになる場合はスポンジマットの縁にテーパ材を垂直に当てるようにしてお使い下さい。
一例としてクローゼット開閉部をテーパ面を上にして施工した施工例の画像を掲載します。

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