FC2ブログ
リソーネット応援団
リソーネットの商品のお問い合わせを主体にネットショップでは説明しきれない商品の補足説明を行います。
201808<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201810
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
続・防音シート
防音シート現場・2
前回の記事で防音シートの説明を致しましたが、今回はより詳しく説明いたします。
但し、私は音の専門家ではありませんので、経験が主体となり、もし間違った解釈があればお許し下さい。

前回、防音シートは吸音性が高くないことを書きましたが、吸音しないわけではありません。
音波が空気中を伝播して防音シートに当たると殆どは反射しますが、一部はシート内に滞留(とは言っても長い時間ではありません。)して、内部に滞留したエネルギーは運動エネルギーとなって振動したり揺れたりします。
これが結果的に吸収(吸音)となります。
従いまして、同じ材質ではシートの厚さが大きいほど滞留するエネルギーが大きくなるので結果的により大きな吸音性を発現します。

また、反射した音波はより長い距離を伝播しているので、その分減衰量が大きくなります。
連続して音を発生するような機械などの音は、発生した音波と反射した音波が当たれば、大きく減衰したり、共鳴したりしますが、閉ざされた空間ではないので一部の場所を除いて殆どは大きく減衰するのではないでしょうか。

今回このような説明を致しますのは、前回記事を書いた日に偶然、「吸音計算を行ってほしい。」との電話がかかってきたからです。

下水管工事で建機の発する音が10mも離れていないお宅からの苦情となったようです。
防音壁は3mの高さとのことですが、あまり効果がなく困っているとのことでした。
詳しく聞いてみますと、防音壁の後ろに当社の防音シートを設置し他場合の計算を行ってほしいとのことで、土木建設会社でありながらあまりの知識のなさに閉口してお断りしました。
一応、防音を行う壁を2重にする意味が殆どないこと、民家の2階に人がいれば3mの高さでは足らないこと、音波は波長が大きいので防音壁の横をぐるりと裏まで回ること等などを説明して、とにかく広めに音源を囲うことが一番大事と説明しましたが、計算が出来ないのであれば結構ですと電話が一方的に切られてしまったのです。

防音壁に当らない音波はそのまま大気中で広がってゆくので、とりあえず大きめに囲うことが基本ですが、それさえも理解が出来ないのですから弱ってしまいました。
どうも、音波が接触しなくても防音シートが周りの音を吸音すると思っていたようです。
このような企業が下水管の設置工事のような公共の工事を行っているのですから、困ったことです。

簡単に言えば、防音シートとは遮音シートとお考え頂いたほうが、より現実的かもしれません。




ブログランキングに参加しています。

FC2 Blog Ranking


スポンサーサイト

テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

防音シート

塩ビ防音シート



リソーネットのシート類に防音シート(遮音シート)がサイズを別にして材質の面からいって3種類あります。

防音効果から言えば、塩ビ防音シートが遮蔽性に最も優れていますが、その分やや重たくなっています。印刷が出来るのも利点です。

防音シート現場


PO防音シートは塩ビ防音シートに比べてやや軽くなっていますが、焼却処分が出来るといった特長があります。

エコ防音シートはエコノミータイプとご理解下さい。
これらの防音シートは全て防炎認定品です。

ところで、「防音シートでどのくらい音が取れるのか。」といったご質問をよくいただきます。
防音シートが吸音するならばお答えするのが簡単ですが、残念ながら、防音シートの吸音性は高くありません。
殆どが「音を反射させて外部に音が漏れにくくするといった遮蔽性に依存している防音効果」と申し上げたほうが良いでしょう。

トンネル内で声が反響したり、静かな丘の上で山に向かって声を発するとこだまが返ってくるように、屋外での音の吸収ということは簡単なことではありません。

上記のように、防音シートは音の発生源を囲って音を外部に漏れなくするといった簡単な原理です。
そのために工事現場等ではパイプ等の支柱の固定のための鳩目(シート周囲の丸い穴のことです。)から音が漏れなくするオーバーラップ付きのタイプのほうが良いでしょう。
また、工事現場での囲い込みのためには防炎性能があるものが必要ですが、とても防炎認定品とは思えないようなブルーシートに防音と印刷されたものもありますのでご注意下さい。

設置方法としては、工事現場などでは重機類や作業で発する音が場所を特定できない場合が多く、その場合は広く、そして高めに囲い込むほうが良いでしょう。
機械類などの稼動音・振動音などは不快な音がしますが場所が決まっている場合が多く、その場合は広い面積で囲い込むよりは狭い面積で音が漏れないように確実に囲い込むほうが良いと思います。

私の経験では、低い音は空気中で拡散しても減衰しにくく、高い音は離れた距離には届きにくいように思えます。
そのあたりもご参考になさったらいかがでしょう。

最近では、防音シートも様々な現場で使用されるようになって来ました。
台湾の地下鉄工事現場や電力会社の発電所の炉の囲い込み等の大きな現場にも別注品として設計した後に出荷いたしました。

特殊な現場での設計などの場合にはご相談を承って図面なども作成しますので、そのような場合にはご相談をお待ちしています。




ブログランキングに参加しています。

FC2 Blog Ranking


テーマ:実用・役に立つ話 - ジャンル:趣味・実用

copyright © 2018 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。