「除電マット」「除電シート」
という商品名です。
勿論、リソーネットでもインターネットを通じて販売しています。
静電気は基本的には電荷が移動しないのでアースの効果は疑問なのですが、一般にはアースをとることで静電気を取り去ることが出来るとお考えの方が多いようです。
電荷が蓄積した状態でも金属のように良導体であればアースを取ればそこから瞬時にアース放電されますが、プラスチックのように電気を殆ど通さないようなもにはアースをとっても効果はありません。
静電気は電荷が蓄積して限界点に達すると放電します。これが放電圧です。殆どは大気放電で、静電気を帯びた状態でドアのノブや屋上の手すりに触ろうとすると触る直前にバチッとくるのはその現象です。
除電マットは表面に放電性の繊維の層があり、近接物の静電気を大気放電により取り去ります。
特長は非常に低い放電圧で静電気を取り去ることと大気放電でありながら湿度の影響を受けないことです。
環境試験室での測定では、室温20℃で湿度20%の厳しい測定条件下でも半減期は、0.1秒(瞬時)で、また、0.1kVという非常に低い放電圧で大気放電を行っています。
この非常に低い大気放電圧のことをコロナ放電といいます。
このように非常に低い放電圧で大気放電を行うことで、制御室、コンピュータールーム、病院、電子部品工場などで幅広くご利用いただいております。
この除電マットにつきましては、今後具体例を挙げながらより詳しく説明を行っていきます。
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