5月13日の記事で以前にご購入なさった方のための端数のご注文用の在庫について記載いたしましたが、記載した翌日に多くの方からのご注文を頂き、在庫がすべてなくなりました。
ほんの小さな傷やしみのような箇所があっても実用上は差し支えがないB品(半額での販売)につきましても在庫ゼロになってしまいました。
本来なら以前にご購入なさった方のための端数在庫が別口で有り、もう少し長い期間で在庫がなくなる予定でしたが、あっという間のことでした。
決して安いとはいえない商品ですから、予算を立ててこれからご購入の予定だった方もいらっしゃると思います。
その方々には本当に申し訳なく思っています。
改めて お詫び申しあげます。
これでスポンジマットの新規のご注文は受け付け出来なくなりました。
ヤフーストアの当社ショップでは防音マットのカテゴリーの各商品は削除されました。
とはいっても、今までのお買い求めになられて、「あと少しスポンジマットがあればよいのに、」、といった方のためにリソーネットのホームページでは端数のご注文用の若干の在庫は残してあります。
そのため、既にお買い求めになられた方の場合、スポンジマットの他にも、テーパ材、フチ材、強力マット・フチ材は残してありますのでお問合せ下さい。数量により融通できるかもしれません。
今後、以下の理由でスポンジマットの販売を再開するつもりはありませんが、私の意志を継いでくださる方があれば協力しこのブログでも紹介するつもりです。
この商品の販売には、ご相談内容に応じて出来るだけ相応しい騒音トラブルの解決方法をご一緒に考えて行く必要があり、そのためには最適な施工方法も併せて考えなければなりません。そのような場合には現場まで行って先ず自分自身も納得のいく施工方法でお客様へお見積りを提示して、お客様にも十分なご納得を頂く必要があります。
残念ながら、私の健康状態ではリソーネットのホームページの再開はできても、スポンジマットの販売はできません。
今は騒音トラブルの解決のための十分な知見と情熱を持った方がいらっしゃればと願っています。
リソーネットのホームページの掲載商品は他では販売されていない当社グループの製品と当社企画商品で、一部は当社と関係の深い企業の製品ですが比率は限られています。
そのため、メールやお電話でたくさんの方から連日お問合せがあり、大変楽しく説明させていただきました。
官公庁や企業の方、一般消費者、マニアの方等、幅広い分野の方々よりのお問い合わせですから、専門用語での説明や出来るだけ平易な言葉での説明等、お問い合わせの内容とお問合せの方の知見の程度に合わせてのものとなりました。
特に、大阪・天王寺のショールームにお越しいただいた殆どの方はその場でご注文、お取引が決まり、ご説明する間、大変に嬉しいひと時となりました。やはり、納得いただいた上でのご注文は格別のものです。
ホームページに掲載の商品は殆どが当社の独自商品ですから、法人様向けに決まったお取引は継続される場合が多く、売り上げは順調に増えて、その分利益も大きく伸びたものです。
しかし、6、7年前から健康上の様々な問題が起きて、十分な個別の顧客対応が難しくなり、掲載製品も減らさざるを得なくなりました。
お問い合わせの多い人気商品から順に削除、といったことになったのです。
鳩用忌避具(バイバイバード)、野良猫用忌避具(バイバイノラネコ)、スパッタシート、RS人工芝、キーリング、業務用強力マット、除電スリッパ、制電スリッパ、ノンスリップシート、ノンスリップランナー、衝撃吸収用EVA発泡体、ドラム缶カバー、ワーキングマット、柔道マット、その他沢山の商品群が消えて行きました。これらの製品は販売した方からのクレームは一度もなく、そればかりか、いまでもお問い合わせや注文があります。その度にお断りしなければなりませんが、大変に辛いものです。
今回のネットショップの閉鎖は6月のがん治療のための入院に合わせて5月31日の予定でしたが、思わぬ別な病気のための入院が急きょ5月29日となり、そのために5月28日の閉鎖となってしまいました。
ショップを運営しているリソーネット販売株式会社のこれからの方向はまだ決めていませんが、現在、定期的なお取引を頂いている沢山の企業への製品供給は続けて行くつもりです。
今回の閉鎖が最終的な閉鎖となるのか、一時的な閉鎖となるのか、これからの病状しだいですが、転移や湿潤のない軽い症状のがんですから他の病気との兼ね合いをみて出来れば商品を絞って再度開店したいと願っています。
また、その願いを励みにしばらくは治療に専念するつもりです。
そのために在庫処分のための閉店セール等は特に行いません。
いずれにしても方向が決まった場合は、真っ先にこのブログの記事と致しますので、秋口にこのブログにお越しになるのをお待ちしています。
この度の突然のホームページの閉鎖、ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございません。
発売開始から15年経過しましたが、クレームもなく、否、それよりも沢山のお礼のメールを頂き、拝読する度に励まされ、改良を重ねたり、補助材、補強材の追加で現在の防音用スポンジマットシリーズが出来上がりました。
お陰さまで、今、当初に比べると随分と充実したものになりました。
発売当初は、スポンジマット本体と周縁処理用フチ材のロングとショートの3品種のみでした。目的も転倒時の衝撃緩和のためのもので商品名を「安全マット」と考えていた時期もありました。この頃は大阪の天王寺駅近くに保有する建物にショールームを開設し騒音問題に悩まされている方のご相談に応じて一緒に問題解決方法を考えたものでした。殆どの場合、その場でスポンジマットとフチ材をお買い求めになってお持ち帰りになるか、一緒にご自宅まで行って床の構造や状態、間取りや家具の配置を考慮して割付図面を作成しお見積り、施工を行ったものです。
お勤めの方のために毎週土日に予約を頂いた方のご相談に乗りましたが、一日に4組の場合もあり、休みのない日々が続きました。また、当時は施工も行っていましたが、平日の業務に支障を来さないように土日を使って施工を行うものですから、ショールームでのご相談との兼ね合いで本当に忙しい日々でしたが、お客様とのコミュニケーションが嬉しくて疲れなど吹き飛びました。
施工を行うとスポンジマットと床との段差が生じますが、それをなくすためにテーパ材を思い付きました。また、大手の幼児教室の施工を行った時には、後で幼児が面白がってスポンジマットの表面を爪で引っ掻いて破ってしまうとのご指摘があり、施工を行うお部屋に合わせてスポンジマットの上にカーペットを現地で張り合わせることを思い付きました。更には、別な施工場所で施工後に家具などの重いものを載せると時間の経過とともに家具が沈み込んでカーペットにしわが発生するとの連絡があり、家具や家電製品を載せる場合の沈み込み防止用としてスポンジマットよりも硬度の大きな沈み込み防止用強力マットを考えました。
更に、当社が施工を行う場合はしわが発生しないように一枚物のカーペットからタイルカーペットに変更しました。このタイルカーペットはシックハウスの原因とならないように粘着剤を使わなくても良いようにあらかじめズレ防止処理されて(セルフロック)、また、防音効果がスポンジマットと相まってより効果的になるように内部にガラス繊維が配置されているものを使用しました。
そして、スポンジマット本体についても3層の貼り合わせに接着剤や粘着剤を使うことなく、更には各層の表面被膜を出来るだけ壊さないようにして熱溶着してシックハウスの原因とならないように大きく変更しました。
このようにお客様とのコミュニケーションを主体に育った商品ですから、それが出来なくなってきた時が発売を中止する時期と考えました。
約4年前、頸椎症性脊髄症による左腕と右脚の突発性筋委縮症で歩行困難のためショールームまで出かけることが出来なくなり、商品開発や顧客第一の方針のためのショールームも閉鎖せざるを得なくなりました。
そのため顧客対応は電話でのご相談のみになり、本当に申し訳なく思っておりましたところ、更に昨年末にがんが見つかりました。
この体調では当社のインターネット販売の原点である対話でご納得いただく顧客対応が難しくなり、いくら売り上げの増えている商品でも販売の継続を行うことはできません。お客様の口コミによる効果で、現在、スポンジマット単品でも年間数万枚、売上金で年間数千万円まで育った商品ですが、インターネットでの販売を始める時のポリシーに従って発売の中止と決めた次第です。
しかし、床の騒音問題にお悩みの方の消費税増税の駆け込み需要のため最低3月末までは発売を行い、在庫がなくなった時点で発売を中止することを決めました。
長文になりましたが、どうか前述の事情をご理解いただき、発売中止をご了承いただけますよう お願い申し上げます。
この5年間、身体の調子が思わしくなく、下肢だけでなく手や首などにも痛みや痺れ、筋力の低下があって、製造部門のリソー樹脂株式会社の清算(でも、関連会社で製造は続けていますのでご安心下さい。)、リソーネット販売株式会社の2度にわたる本社の移転、ショールームの閉鎖などを行いました。
幸い、所有している不動産は全て私個人のもので、また、当社グループは外部からの借入金は一切ありませんので取引先などにご迷惑をお掛けすることなく行うことが出来ました。
10年以上前からメーカーの販社として独自商品の販売を行ってきましたので、大きく飛躍する機会は何度と無くありましたが、確実な技術的背景に基づく販売を行う方針で身体を悪くするまでは年率50%増程度の売り上げにとどめてきました。
身体を悪くしてからは、私が思うように動けなくなったこともあり、現状維持程度に絞ってきました。
さて、今年6月になって、身体の変調が腸腰筋炎のみならず、重症の「頚椎症性脊髄症」と診断され手術のための検査の日々が続きました。
その結果、来週に手術が行われますが、昨日、妻と共に手術の方法やリスクが執刀なさる主治医の先生から詳しく説明されて、安心して手術を受けることが出来ます。
信頼のできる医師による手術を受けることができるのは大変嬉しいことです。
術後のリハビリに付きましても、いろいろとお考え頂き大変感謝しています。
そのため手術への不安は無く、術後のリハビリを行って早く職場に復帰できることを思い描いています。
暫くは、新しい記事の掲載を行うことが出来ず、また、いろいろな技術上のご相談に対応することが出来ませんが、必ず復帰できるようにがんばりますので、それまで暫くお待ちいただけますようお願い申し上げます。